プリンセスナイトメア/Princess Nightmare


		第6話　【ゲスト、フランケン・リースリング　ご奉仕編】
		ごきげんよう！愛のちょいとめあ劇場も第６回目！案内役はこのリトル・ドラクレアと……
		永遠に忠実な貴方のしもべ、フランケン・リースリングでお送りします。
		あらあ、また司会交代？
		はい。今日はお嬢様に召し上がっていただこうと、手土産に素敵なお菓子もお持ちしました。
		まあ、偉いわ。さすが下僕の……じゃない、執事の鏡ね！！
		ありがとうございます。もっと褒めてください。
		それは、今後の努力次第ね。ふふ……貴方には期待しているわ。
		お嬢様………(朱）
		………………おい。どうでもいいが、このコーナーの司会はオレだと、何度言ったら分かるんだ、リトル！？！
		あらお兄様、手土産は？
		は？手土産？そんなもの、あるわけないだろう。家族じゃないか。
		そういう時だけ家族って言うのね（怒）
		お嬢様。朝摘みダージリンが美味しく入りましたよ。
		……ありがとう。あら、さすがフランね、おいしいわ！
		ありがとうございます。喜んでいただけて嬉しいです。
		おい、そこのお茶くみ男。とっととオレにも一杯入れろ。
		いいですよ……おっといけない！
		ギャアアアーー！！アチチチチチ……！！！！
		あ、すみません。盛大にこぼしてしまいました。
		いい気味……いえ、お坊ちゃま、火傷はありませんでしたか？
		盛大にしたわッ！！このウスラトンカチがっ！！
		申し訳ありません。（義務）
		気にしなくていいわ、フラン。それよりお兄様、せっかくのフランの淹れてくれた紅茶、もったいないから、早くいただいたら？
		いや、こぼれたものは仕方ないだろう。とっとと新しいのを淹れろ。
		せっかく、フランが入れてくれたのに……（ぼそ）こぼれたのを飲めばいいじゃない。
		いや、それは……
		早く飲みなさいよ……ほら？（ゴゴゴ……）地面に顔をつければ飲めるでしょう？
		リリリリ、リトル？？お前何を……？
		お嬢様、いいんです…… 私は、お嬢様のそのお気持ちだけで。
		……昔は良かったわ。お兄様は、リトルのお願い、何でも聞いてくれた。なのに今は……はあ。
		今でも、優しくしているだろう。
		……嘘だわ。だって、態度で示してくれないもの…… お茶だって飲んでくれないし……
		わわわわわかった！！ええいくそッ！！示せばいいんだろう、示せば！！
		…………………………………………………
		（※放送の都合によりカットしました。）
		…………………………………………………
		お坊ちゃま…… なんとおかわいそ……いえ、お優しいのでしょう……
		お兄様……やっぱり変わってしまったわね…… いろんな意味で……
		ええい貴様ら！！なんだその目は！！もうこの家からでていけーーーーッ！！

		※注・ちょいとめあ劇場は、本編のキャラクターを　　　　相当やり過ぎ気味に紹介するコーナーです。
		第７回へ続く……